清掃管理・設備管理・環境衛生管理・警備など、多岐にわたるメンテナンス業務。
ホテルや公共施設、デパートをはじめ、さまざまな環境空間が私たちの現場となります。毎日、そこには多くの人が集います。そこで働く方も多数いらっしゃいます。だからこそ、建物や施設を利用する皆さんの立場になって、細やかな気配りでメンテナンス業務を遂行することが大切だと考えます。
　たとえば、病院内の清掃業務。病院内を清潔に保つことは「第三の医療」と呼ばれ、院内感染などを未然に防ぐことにつながります。当社では、定期的に病院関係者を招聘し講習会を実施。医療の現場で働くスタッフのアドバイスや要望を聞き、病院内における清掃業務のあり方を研究・実践しています。
　メンテナンスにおいて重要なのは、清掃技術や設備管理能力だけではありません。
業務に携わるスタッフ全員の高い意識が、快適な建築物空間を創造し、ビルの資産価値を維持することにつながります。作業の態度、あいさつ、利用者への思いやりなどの基本姿勢、決められた回数やマニュアルではなく、現場においては、自分自身の目で見たもの、心で感じたことを大切にする判断能力など、最新の技術を備えた機器による合理的な現場作業と、個々の高い作業意識がひとつになり、はじめてお客様に対して、より良いメンテナンスサービスを提供することができるのです。メンテナンス業務は、建物および設備に対する管理・維持保全業務と、利用者に安全性や快適さを提供する環境管理に大きく分けられていましたが、近年では建物の証券化などにより、ビル全体を総合管理できるトータルマネージメント業務も必要となってきました。
　今後も、めまぐるしく変化するメンテナンスのニーズに対応すべく、社員教育に力を注ぎ、各種有資格者を養成します。建物を利用される皆様との”心のつながり”を第一に考え、画一的ではない、お客様本位のサービスを誠心誠意をもって提供することをお約束いたします。